辞めたいと考える時

なぜそう思うのか?その時どうすべきなのか?

辞めた後のことを考える

ハードワークや病院特有の人間関係が辛くなったといった理由で、看護師を辞めたいと考えている人は決して少なくありません。確かに、人材不足によって激務であることが多い業界であり、夜勤などをしなければいけないことも多いため、どうしても肉体的につらい思いをしなければいけないことも多いです。しかしだからと言って、将来のことを何も考えないままに辞めてしまうのは危険かもしれません。

辞めた後どのように生活をしていくのかということを見通さないまま決断してしまうと、この不況の世の中、そう簡単に転職ができるわけではないため、職探しでかなり苦労することがあるかもしれないからです。実際、辞めた後に結局どこにも転職することができないで、またしても同じ業界に復職せざるを得なくなるという事例も決して少なくありません。だからこそ、辞めることを決断するためにはまず将来のことを考えなければならないのです。転職したらしっかりと生活することができるのか、次の仕事は自分にもできることなのか、あるいは定年や老後のことまで考えていかなければいけません。

もしそのとき少しでも不安を感じるのであれば、何とか踏みとどまって機が熟するのを待つ方が賢い選択です。忙しくて新しい職探しができないとしても、やはり考えなしに辞めてしまうよりも、まだしっかりとした収入源を確保することができる看護師の仕事を続けていた方が良いこともあるからです。看護師を辞めるなら、将来に渡る計画性を持っていなければなりません。